bye-bye,Charmy
2015.10.09

夫の両親が飼っていた元のら猫ちゃん。
引越ししてから私達家族と生活を共にしてきました。
既に老猫で、今年の暑い夏を何とか乗り越えることができましたが、9月の大雨が続いた夜、お星様になりました。
9月中旬、たくさん雨が降る中、どこかへ行ったきりずーーーっと帰ってこず、やっと帰ってきた時には
下半身の様子がおかしい。しっぽもだらり。顔をみると鼻水と唾液がたくさん出ていました。
今日でお別れかもしれない、と思いました。
サンルームに用意しておいたご飯をほんの少し食べ、濡れたからだで小刻みに震え下半身をひきずりながら
また庭へと出て行くチャーミー。
やつれきったチャーミーを抱っこしてあたためてあげたい。からだをきれいにしてあげられたら。。と思ってもチャーミーは人間が嫌い。
ご飯をあげる時も一定の距離を保っていないとすぐに逃げるかシャーっと声を出す。誰に対してもそうでした。
前足を使ってずりずりと歩いてはバタリと横たわって、それを繰り返しながら、チャーミーのお気に入りの場所へと向かっているよう。
チャーミーの行きたいところへ行きなね。でもそれまではがんばるんだよ。
何とかがんばったチャーミーも、その場所の手前で力尽きてしまい、息をひきとりました。
以前、夫の両親から、チャーミーとの出会いを聞いたことがあります。話をきいて猛烈な怒りがこみあげてきました。
チャーミーはもともと、ある団地の敷地内でのら猫としてうまれ、暫くの間、その地域でのら生活を送っていたそう。
するとある時人間からエアガンの的にされるようになりました。
逃げても逃げても追いかけられ、標的にされ続けたチャーミー。
自分よりもはるかに体のおおきい人間からエアガンで撃たれるなんて、どれほどの恐怖だったことか。
そんな状況の中、義母の知人がチャーミーを保護。
夫の両親が面倒をみることになりました。
チャーミーにしてみたら、いくら私達がご飯をあげたって、安全に眠れる場所を提供したって、私は人間。エアガンを持つ奴と私は同じ人間。
人間=恐怖、憎悪、嫌悪
同じ人間として、
チャーミー、ごめんなさい。
2015.10.09 14:06
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