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2020.11.04
ZIPPO!! ジッポ修理
1.火が着かない!時の確認 2.ZIPPO各部名称 3.造屋で出来るジッポー修理 4.ケースをオーダーメイドする 5.本記事掲載の経緯 ここ最近急増しているZippoの修理です。色々な修理内容がありますが簡易なものや修理ではなく消耗品が切れているだけのジッポーが持ち込まれることも多いので本記事で分り易くジッポーユーザーの方々のご参考になればと思い掲載する事にしました。1.火が着かない!時の確認あれっ?火が着かない!という症状でもすぐ修理だ。と思わずに!火が着かない場合、消耗品が切れている場合がほとんどです。1.オイル切れジッポーはオイルライターとも言います。オイルを燃料として火を着けているからです。当然その燃料は使用していれば消耗しますし、長期間放置している場合でもオイルが揮発して切れる事もあります。ホイールを回して火花は飛ぶ、ウィック(芯)もちゃんと出ている、でも火が着かない時はオイル切れの可能性が高いです。ケースより中身(インサイドユニット)を取り出しておしりのにおいを嗅いでみましょう(笑)ツンとした揮発性の匂いを全く感じなければほぼオイル切れです。オイルを補充しましょう。【オイルの補充方法】1.オイルを購入する。コンビニでも置いてある場合あり。2.インサイドユニットを取り出す。3.フェルトパッドをめくり中のレーヨンにオイルを注入する。※注入しすぎに注意!4.フェルトパッド、インサイドユニットを元に戻し点火チェックする。ZIPPO(ジッポー) オイル 小缶 133ml2.フリント(発火石)切れこれも結構多く持ち込まれます。特に最近の若い方に多くフリントその物を知らない様に見受けられます。火を伴わない電子タバコや電子ライターが普及したことが原因かもしれません。ホイールを回して火花が飛ばない、またはホイールが引っ掛かって回らないようでしたら、まずこのフリント切れを疑いましょう。結構フリントは消耗が早くジッポーを数ヶ月~数年使用していれば必ず補充時期は訪れます。【フリント交換方法】1.インサイドユニットを取り出す。2.フェルトパッドをめくってみて中にフリントが無いか確かめる。普通ココに保管しておくのでユーズド等以前の使用者のが入っている場合もある。3.無ければフリントを購入する。コンビニに多分ある。ホムセンは確実にある。4.フリントスプリングという真鍮製のマイナス頭のネジを確認。5.マイナスドライバーが適切だが無ければボトムケース側の角を使ってネジを緩める。キャップ側は使わない方がいいヒンジを痛める。6.緩めたら手で回してフリントスプリングを取り出す。7.穴の中へフリントを入れる。余分にフェルトパッド中心部の穴の中へフリント1~2個入れて置く。8.続いてフリントスプリングを挿入しバネを押しながらネジを手で回し。最後軽く手以外で締める。9.インサイドユニットを元に戻しホイールを回し点火チェックする。ZIPPO フリント 着火石 6石入り 3個セット3.ウィック(芯)切れZippoにおいて火が燃焼する箇所で最も肝心な部分です。一応このウィックも消耗品です。短くなってきたらピンセットやラジオペンチ等で引き出して使います。インサイドユニットの中に結構ウネウネと納まっていますので追加する機会はほとんど無いと思いますが、中古ジッポをオークション等で購入した場合は一応確認しましょう。【ウィックの交換方法】1.ウィックを購入する。コンビニあるかな?微妙。ホムセンかな?アマゾン確実。※レーヨンもついでに交換した方が吉2.インサイドユニットを取り出す。3.フリントスプリングをマイナスドライバーかボトムケース角を使って緩め抜く。4.フェルトパッドも外す。5.ピンセット等を使いまず中のレーヨンを全部取り出す。レーヨンは段になって入っていてウィックはそこへ折りたたむ様に仕舞われている。6.次にラジオペンチ等でウィックを点火口の方から引っ張り抜く。7.インサイドユニット内が汚れていたら軽く掃除する。8.インサイドユニットお尻から新品ウィックを入れていく。点火口より出過ぎないよう要調整。9.中でウィックを折り畳みながら取り出した逆順でレーヨンも詰めていく。10.フェルトパッド、フリントスプリング全て元に戻す。11.オイルを補充しインサイドユニットを元に戻しホイールを回し点火チェックする。ZIPPO ウィック(替え芯) ジッポー社製純正消耗品 ★2個セット★2.ZIPPO各部名称(ZIPPO専門店フラミンゴ様より画像及び以下文章引用させて頂きました:https://www.zippo-flamingo.com/SHOP/233357/233630/list.html)1.ケースZIPPOライターのガワの部分。中にインサイドケースを入れることによって ZIPPOが機能する。材質は真ちゅう、銀、銅、チタンなどのバリエーションがある。ボトムケースとリッド(キャップ)がヒンジによって繋がれている。また、表面には様々なメッキや装飾が施され、無数に種類が存在することが ZIPPOの魅力のひとつになっている。2.インサイドユニットZIPPOライターの中身に収まっている。スチール製。インサイドケースとフリント、ウィック、ホイールなどの部品が一体となっている物を指す。インサイドケース外側には下部にせり上がり防止の為の出っ張りがある。モデルによってはこの出っ張りが無い物や、ローズゴールド仕上げのものもある。3.カムキャップ(蓋の部分)を支持している部品。板バネ状のカム・スプリングと一体になり、インサイドケースにリベットで組み付けされている。ライター開閉時の‘カキン’という音はカムがキャップの裏側に当たることによって起こる。4.チムニーインサイドユニットの上部にあるウィック(芯)を覆う防風ガード。片側8個の全部で16の通気口がある。ZIPPOライターならではの耐風性の強さはこのパーツが機能している為。5.フリント・ホイール着火する際指で回転させる円筒状の部品。リベットで固定される。フリントと接するヤスリの部分は網の目状の目立てになっており、これによりフリントが片減りすることなく大きな火花を出せる。 1946年に改良され現在の形状となり、のべ73000回の発火が可能。6.ヒンジケースの上部(トップ)と下部(ボトム)を繋ぐ蝶番。幾度も改良を重ね、現在ではスタンダードなレギュラータイプで5連形状に。1941レプリカモデルでは4連形状となっている。また、ライターを開閉するときは必ずインナーを入れた状態で行うこと。インナーが無い状態で開閉すると、ヒンジに横方向の力がかかり破損する場合がある為。気をつけないと壊れやすい部分でもある。7.フリントスプリングスプリングと一体になった下部のネジ部分を締め込むことによってフリントをフリントホイールに押しつけている。フリントが摩擦により減ってきてもスプリングの弾力によりホイールの空回りなどの悪影響をうけずに済む。安定した火花を散らす為に不可欠な部品。8.フリント発火石。2.5mm程の小さな部品でホイールとの摩擦で火花を出す。消耗品の為交換する必要があるが、ヘビーな使い方をする人でも1ヶ月以上の耐摩耗性がある。通常であれば交換時期は”忘れた頃にやってくる”。交換のサインはホイールが堅くて回らなくなった時。フリントはコンビニでも安価に買えるので無理に回さずにすぐに交換すること。予備に1個か2個インサイドユニットの中のフェルトをめくって入れておくと良い。9.フェルト・パッドレーヨンをインサイドケースに詰め込んだ後、ケース内部にセットされる。オイル止めの役割があり、オイルの揮発を最小限にとどめている。10.ウィック(芯)インサイドユニットの中のオイルを毛細管現象によって発火石付近まで上げる(芯)の役目をする。。長さは11センチ、グラスファイバーをコイル線で編み込んでいる。長期間使用しているとすすで黒ずんでくるため火が着きにくくなるがピンセット等で5ミリほど引っ張り出して先端を切断すると火が着きやすくなる。また、ウィックが露出している長さによって炎の大きさが調節できるのでお試しあれ。11.レーヨンインサイドケース内部に詰め込まれている綿。素材はレーヨンで、オイルを染みこませるためにあり、インサイドケースの中でオイルが暴れるのを防いでいる。3.造屋で出来るジッポー修理基本的に銀製のZippoをメインに修理受付していますが、以下の簡易修理であれば素材に関係なく承り出来る場合があります。・ヒンジの芯棒外れ、新規芯棒セット、調整 ¥3000~¥5000・ネーム入れ ¥500 + 一文字¥100 ¥200/硬質素材 ステンレス、タングステン等 (基本筆記体になります)修理お見積りフォーム:https://www.italu-ya.com/s_mf_repair.html4.ケースをオーダーメイドする造屋(いたるや)でZippoのオリジナルケースを製作することが出来ます。素材は銀、金、プラチナが主です。ケースプレートの厚みも指定可能。立体造型や文字の彫りなどあなただけのオリジナル・ジッポーケースをお作りします。【silver】0.5~2mm:¥99000~2.5mm:¥123000~3mm:¥147000【K18】0.5~2mm:¥2086875~2.5mm:¥2598750~3mm:¥3110625【K24】1~2mm:¥3675000~2.5mm:¥4567500~3mm:¥5460000※上記価格は参考価格・税抜表示です。また商品の種類・状態・加工内容・地金相場の変動等により参考価格に該当しない場合もあります。詳細はお問合せ下さい。オーダーお見積りフォーム:https://www.italu-ya.com/s_mf_ordrfm.html参考記事:https://www.italu-ya.com/blog/html/art/00061.html5.本記事掲載の経緯Zippoの修理は当初から定期的にあったが、4~5年前からか修理として持ち込まれるジッポが単にオイル切れやフリント切れというケースが増えはじめた。オイルライター自体の構造を理解していないのでは?というお客さんも散見され始め、最初の内はジッポの構造と消耗品があるという事を伝えていた。Zippoは元々第二次世界大戦中にアメリカ軍に「どこでも点火できる」という利点で注目を浴び広まったという背景を持つ。タフで耐風性もあり小さく最小のパーツで構成されている故の維持と手入れのし易さが兵士達に好まれた点である。所謂ワイルドかつマンリーなアイテムの象徴でありダイレクトにサイバイバルに関わる銃やナイフと同じカテゴリーと言っても過言ではない。こういったメンズギアには必ず代々男子にのみ受け継がれる暗黙然としたノウハウがある。それはカッコいい使い方であったりメンテナンス方法、修理の仕方等である。これ等は全て教科書等には記されない"ちょっと考えれば解る"や"ちょっとした知恵"でありそこで男子としての技量が量られる側面もある。鈍い者は所謂"サバイバル能力の低い奴"と判断され男子または女性コミューン内からも下位に位置付けられかねない大事な要素の一つである。この論理でいくと「ジッポの火が着かない→自力で解決できない→人に頼む→ダメな奴」と直結するのである。構造的に破損しているならまだしも単に消耗品切れの場合は尚更だ。たかだかオイル切れやフリント切れと思うかもしれない。これが女性なら許される。だが創造してみて欲しい。戦地にて敵兵の夜間奇襲攻撃から命辛々逃げ延びた歩兵部隊。丸々2日間行軍しジャングル奥地での緊急野営、一刻も早く要求される部隊の応急処置と体力回復の為火を起こさなければならず指揮官の命を受ける。が、懸命にジッポのホイールを回すが一向に火花が散らない。他の二等兵達は手際良く火を起こし周りで兵達が暖を取りはじめている。とそこへ何時も馬鹿にしてくる兵長のジミー。何も言わず片手でジッポを取り上げられシャキンとインサイドユニットをチェックし大声で「おいおい!この二等兵フリントも仕込まずに真剣にシコシコやってるゼ!」と辺りでどっと笑い声が起る。あとで指揮官の幕舎へ呼び出され・・・。後はもう想像がつくでしょう・・・。長~くなりましたが、多分ジッポはそれ位のポテンシャルがあると思うので、アレ?と思ったその前にこの記事でも見て(特に男子)自力で解決出来たらと思い掲載いたしました!以上、ご参考になれば幸いです。 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