2026.01.13
K18YG・淡水パールのフラワーピアス
-K18YG・淡水パールのフラワーピアス-2026年明けましておめでとうございます。今年も銀細工職人の店・造屋(いたるや)を宜しくお願い申し上げます。昨年末に完成していた総K18YGのピアスです。ポストは14ゲージで作っていて丸玉キャッチもお客様の指定でGoldで製作しています。花弁には金剛砂時を施してマットな雰囲気にしています。そこへ毛彫りタガネを用いていくのですが、花弁の厚みは軽量を考慮して約0.6mmにしていますので余り深く彫らないように、かつ光沢は出したいがために洋彫りで入れました。仕上げた花弁面に入れていくので失敗は許されまじ・・・。洋彫りは押し切りですので切り抜けた時や途中の窪みやカーブでの引っ掻きが怖いのでかなり緊張感のある加工だったのです。全集中で気合を入れて無事に綺麗に仕上がりました。 さてさて昨年後半から貴金属相場、金、銀、プラチナとかなり上がっております。今年一年さらに上がるのか、急な上がりで調整が入り下がるのか…どうなることやら…。https://www.italu-ya.com/wa_242.html Order Making by ITALU-YA
2025.12.26
CREDOR Watch band bracelet
-CREDOR-クレドール・ウォッチバンド・ブレスレット-ウォッチバンドブレスレットのコマパーツ、弓カン、シャフト、中留金具、全て鍛金、鍛造、削り出して製作しました。キャスト(鋳造)は鍛造よりも低密度、多孔質な為キズが付きやすく変色しやすい。光沢も圧倒的に鍛造の方が勝ります。弓カンパーツです。K18WG製クレドールケースのバンクしたRに合わせて作ります。R角度とロックピンの穴位置の関係をキープしたまま斜めに角度を合わせながら切削していくのが難しかったです。またロックピンの穴が通しで20mm近くあるのですがこちらの穴あけも結構ハードでした。心配はただ一つ…ドリル刃の中折れ😱ご依頼主のK様には打ち合わせから、フィッティング、現物確認と計3度?4度は当店へご足労頂きまして本当に感謝でございます。そのお陰もありコマパーツの形状や手首回りのサイズ、フィット感などジャストフィットに仕上げる事が出来ました。やはり良いモノづくりをするには顔と顔を会わせるミーティングに勝るものなしと思います。その人の雰囲気や好きな傾向なんかも感じ取れて作り手側の着地点が明瞭になり逆に変な気遣いや小細工が必要なくなるのも良い点です。美しいCREDORのスケルトンムーヴメント。リューズを手で巻くとまるで命が吹き込まれ鼓動し始める生物のようです。中留式の金具も一番鍛金製法が効いているパーツ個所だと思います。バネ性、カチッという強さ、硬さ、外れないだろうという安心感。 https://www.italu-ya.com/wa_241.html ウォッチケース(K18WG):CREDOR ウォッチバンドブレスレット:Ordermaking by ITALU-YA
2025.12.11
Caucasoid Anatomical Silver Skull Ring
Caucasoid Anatomical Silver Skull Ring.モンゴロイドでもネグロイドでもなくコーカソイドのスキャル。50g超えのとてもヘヴィーなスキャルリングです。そう裏抜きなどはしておりません。上顎歯14本。下顎歯16本。指定です。人類の頭蓋骨は時代、人種、地域で異なるカタチをしています。ホモサピエンスが誕生して30万年以来刻々と脳の容積が変化しています。脳の容積が変わる、気候、環境、食事内容が変われば頭蓋骨も応じて変化する。過酷な氷期を幾度と克服し現在の間氷期に突入して1万年。AIが発達して更に進化し社会環境も人類の頭蓋骨も刻々と変化し続けるでしょう。Very thanks s.aoki8! Ordermaking by ITALU-YA
2025.10.07
五本爪雲龍珠掴み図
-五本爪雲龍珠掴み図-ナイフ作家の藤田守氏よりナイフのグリップ部分の装飾にご注文頂きました。高位である五本爪の龍です。宝珠をしっかりと離さず握っている構図にしています。3本爪は下位の龍で古代中国から日本へ土産物として贈られたのが始まりのようですね。北斎も3本爪の龍を描いていますから日本では当たり前だったんでしょうね。回り縁は魚々子仕上げ。江戸期から明治期に作られた目貫や頭金の雰囲気をイメージして製作しました。 ・https://www.italu-ya.com/wa_231.html Ordermaking by ITALU-YA
2025.08.25
Silver Compact Mirror
-Silver Compact Mirror-コンパクトミラーです。造屋では初のオーダーメイドでした。各部パーツの製作から組み立てまで、新鮮で楽しく、非常に勉強になりました。悩む個所も何カ所かあり、あそういえば久々に悩んでるな、久々に苦しんでるな、という実感が己を改めて振り返るキッカケにもなり、その感覚が新鮮でした。既存ルーティンやこれまでの経験域を超える刺激はやはり新鮮と同時に未知も同居していて、そこには失敗やリスクもあります。でもそれを上回る学びもあるのも事実です。いつも思いますが、このような機会、オーダーを頂けるという事にも深く感謝です。銀のコンパクトミラー Making by ITALU-YA
2025.07.11
Wolf&Buffalo_Sun&Moon
-Wolf&Buffalo_Sun&Moon--Making moovie-「狼と月」「バッファローとサンフェイス」IERIBのRidersJacketのファスナーペンダント。取り外しが容易ですのでもちろん普通のペンダントとしても使用できます!ITALU-YA店内にあるオリジナル一点商品「A_HowlingWolf」をご覧頂いてこの感じで2個オーダーしたいというご要望からでした。ですので、ファスナー2つある内の陰と陽で月と狼モチーフは既に決まっていたのですが、陽側はどうしようか、あれやこれやと店内で雑談しながら決めていきました。丁度サンドアートのサンフェイスが飾ってあったのでサンフェイス=太陽と草原にバッファローがあうのでは?と決まりました。月とサンフェイスはK18で製作しています。3層構造のオーヴァーレイなので(厳密に言うと3層+アルファ)より立体的に見え、よりストーリーを表現できる構造なのです。ファスナーなので実用面においてのキズ対策として叩く、彫る、ヘラがけ加圧して堅牢性の高い鍛金にて製作しました。 ・No.228:狼とバッファロー・月と太陽・ジッパーペンダント Making by ITALU-YA
2025.06.03
宝珠ペンダントの総打出し
宝珠ペンダントの総打出し完成風景。「宝珠」という初めてのモチーフでのペンダント製作でした。いなり玉ともいうらしく古くは葱の花や生命力そのものを表した形、紋らしいです。この宝珠ペンダントのメイキングムービーを撮ってみましたのでご覧ください。宝珠ペンダントの総打出し製作メイキング①この面白い形を「総打出し」で製作しました。打出しってなんぞや?と普通は思いますよね。一枚の平板を矢坊主鏨(タガネ)、なめくり鏨、ナツメ鏨、そばよせ鏨(これらの鏨も全て作ります)で叩いて立体的に仕上げていくというなんとも原始的で根気と根性が必須かつ無茶苦茶時間もかかりコスト的に非効率なプリミティブワークなのです。しかしながら、この打出しでしか出ない「味」が確かにあります。明治、大正期に作られた金工文化で帯留めや刀の鍔など骨董市でも見かける事が出来るアンティークモノはほぼこの打出しが用いられています。近代の綺麗な印刷と江戸期の絵師、彫師、刷り師が作成した浮世絵との比較と言えば分かりやすいでしょうか。宝珠ペンダントの総打出し製作メイキング②主に「打出し加工」の一部始終はこの②です。鍛金で地金が締められるので独特の硬さ、バネ、光沢が生まれます。あとこれはなんと表現すればよいか作り手側の勝手な感覚になりますが対象に愛着が芽生えてくると言いましょうか。初めは平面だったものが鏨で何千回と叩く内に段々と立体的に成長しハッキリとその形に成り、主張してくる様に生命誕生とも言え可愛く思えてくるのです。しかしながら、いやはや動画に納めるのが大変で…撮りながらだと叩く振動やカメラが邪魔で肝心のペンダントが良く見えずで苦心しました。苦労の甲斐をご覧頂ければ幸いでございます(笑)宝珠ペンダントの総打出し製作メイキング③今回は裏板も打出しで作る、正に総打出しでした。表部分の凸に対して裏板は平面でロウ付けして輪郭で切り落とす事が多いと思います。裏も凸です。凸と凸を合わせました。ストロベリークオーツに光を通すために裏は宝珠いなり玉型に抜いています。ヤニ台。ピッチボールとも言います。松脂と植物油と砥の粉を混ぜて作ります。各比率を微妙に変える事でベタつき感や硬さを調節します。バーナーで温めて柔らかくして対象を固定させます。このヤニ。対象が温かい物にはくっつき、冷たい物には離れるという性質を持ちます。昔の人は良く考えたものです。このカザフスタン産のストロベリークオーツをお持ち込み頂いての製作でした。今はもう閉山していて取れないとお客様仰っていました。過去に製作したオーダーメイドで同じく打出し技法を用いたものは以下になります。・No.184:狛犬の打ち出しペンダント・No.165:ムシュフシュの打ち出しペンダント・No.141:咆哮する虎・No.137:雲龍のマネークリップあとは、このフェザーなんかもボディは打出し成型と鏨彫り製作しています。・No.222:天然血赤珊瑚のホワイトフェザー・ジッパーペンダントまあ中々理解は難しいと思いますが、少しでもこれが「打出し」かと分かって頂ければ幸いに思います。まあなんせ面倒。時間と手間がかかる伝統技法。ですがそれなりの味がある粋な技法と捉えて頂ければ嬉しいのです。手間と時間が掛かるって事は先立つ物もそれなりに。とも捉えて頂ければ本望でございます🙇🏻 Making by ITALU-YA
2025.05.10
天照大御神スカラベラピスラズリとオールドキングマンターコイズの四神スリーピースベルト製作 ~完成編~
No.227:天照大御神スカラベラピスラズリとオールドキングマンターコイズの四神スリーピースバックルベルト一式製作4.<完成編>Before ↓3.<石留めベルト通し仕上げ編>2.<SILVER下処理編>1.<WAX造型編>全28パーツをベルトに通して、バックルをネジ留めして、剣先も留めたら、完成です。モチーフが本当に独創的でユニークです。ユリの紋章を基調とした20個のベルトループに東西南北それぞれ青龍・白虎・朱雀・玄武の守護獣。真後ろには「天照大御神」の浮彫りと八咫鏡・草薙の剣・勾玉の三種の神器、メインのスリーピースは浮き唐草彫りと黄金の太陽K18ゴールドベゼルにスカラベラピスラズリです。そして剣先にオールドキングマンターコイズをセッティングしました。壮大なシルクロードを彷彿とさせるような荘厳で唯一無二の守護ベルトバックルと思いました。クラフトマンとしてはこの様な正にこの世に一つの「オーダー」を作れる事に喜びを感じますし、そして何より楽しいのです。 感謝。 Fin. 履歴ページ:https://www.italu-ya.com/wa_227.htmlバックルのオーダー履歴:https://www.italu-ya.com/s_ordfile_backle.html Making your only by ITALU-YA
2025.03.31
Cobra Snake Tie Ring SILVER&GARNETS
Silver Tie Ring of Cobra snake.前回、WAXモデリングから鋳造を経てSILVERへ。さらに各加工を経てタイリング完成しました。両目にガーネットを彫留めセッティングしています。ネクタイのノット部分に装着。裏の金具を調節してカポッとテンションかかるようにセットします。当初このボリュームなので重さを気にしていたのですが、裏を抜くために重量計算をして厚さもシビアに整形しました。その甲斐あってセット時も全く前方へ傾く事もなく問題なしです。軽く口を開けている仕様です。毒牙は上顎のみにあります。裏の金具。靴ベラの様に表面を滑らかに薄く。そして機能としてバネ性も持たせてあります。腹の蛇腹と鱗部分で微妙に仕上げを変えています。全体にヘラ仕上げを施しています。硬質化し傷がつきにくく光沢が長く持続します。今回タイリングというアイテムは初めてオーダーとしてお受けして製作しました。私も僭越ながらフィッティングさせて頂きましたがアイテムとしても普通にカッコいいし面白いと思います。余り世間でも出回っていない様なのでITALU-YAでもオリジナル商品としてレパートリーを増やすのも良いなと思いました。さて、どんなタイリングを作ろうか・・・と楽しくなってきます♪ Order Making By ITALU-YA.
2025.02.05
The Old Kingman Tiny Pendant
-1960's Old Kingman Turquoise Tiny Pendant-店内にあるTurquoiseを使ってのペンダントのオーダーメイドです。1960's Old Kingman12.1ct.Tinyでもないか、12ctあれば結構存在感あるしスリットベゼルにするとカッコいいですね。サイドは少しテクスチャをつけています:)リピートオーダーですね。本当に有り難いことです。前回はBoulderOpalでご依頼頂いたのですが落とした衝撃か何かでクラックが入っちゃったんですよね確か。画像は載せませんでしたが裏にはメッセージを彫っています。大切な方へのプレゼントですね。 Ordermaking By ITALU-YA
年末年始のお知らせ
Bisbee Turquoise5.5ct Tufa cast finish Ring
四季リング紅葉カスタムバージョン