銀の栞
2024.02.23
表
裏
銀の栞。
海外でご活躍されている、書家の光井様よりご注文頂きました。
光井さんの書をそのまま銀板に落とし込み、糸鋸で透かし切りしています。
聖山稜玻璃
騒擾ゆき
月下独酌
雪月花
花鳥風月
書家 Kazuki Jade Mitsui
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書、漢字の歴史、重厚さ、面白さに改めて気づかされました。
言葉、文字そのものが持つ力に加え、筆、線の力加減、巾、かすれ、そして全体の流れで、様々な感情を表現できる。
ローマ字アルファベットの26文字に比べ、漢字数はその数百倍と圧倒的に多く、数千年の歴史の中でその形を変えてきている。
ボールペンで書いた漢字と筆で書いた漢字は全く違う。
スマホ画面上にドット表示された漢字はもっと違う。
多分この先も、漢字はその姿を少しづつ変えながら数百年、数千年と息をしていくのでしょう。
ITALU-YA