新着記事 > 記事一覧 > 全記事(167)点 >>
2017.06.16
インディアンジュエリー・ナバホ・ターコイズバングル・カスタム製作【後編】
さあインディアンジュエリー・ナバホ・ターコイズバングル・カスタム製作【前編】の続きです。ヨイショ、ヨイショとローラーがけしていきます。だんだん、ダンダン、長くなります~かなり長くなってきました。3等分します。整形も。バングル状に曲げていきます。3mm厚なんで結構硬いですね。ここでも腕力が必要です。ターコイズの石座。既存のフクリンは使えなかったので新しく作り、台座の上に乗せて溶接です。スリットも一本一本糸鋸で入れていく。ここはどちらかと言うと集中力でしょうか。バングルと石座を溶接。ターコイズの石留め。割れないように気を付けながらセッティングします。完成です。  https://www.italu-ya.com/wrc_064.html  making by ITALU-YA
2017.06.16
インディアンジュエリー・ナバホ・ターコイズバングル・カスタム製作【前編】
TurquoiseNavajoBangleのカスタムメイキングの記録です。スリーワイヤータイプのナバホバングルのお持込み。本体もターコイズも結構アンティークに経過しております。2本のワイヤー部分が折れちゃってますね...。良く見ると継ぎ修理痕が幾つもあります。ちょっ~と継ぎ幅が狭い気もしますが。。。長く愛用されている証拠。良いですね。こういう感じ好きですよ。まずターコイズから外していきます。割らないように注意。。。Ohhh~黒いっ?!中のオガクズも古くなっております。石座をバングル本体より取り外します。(それにしてもバーナーの火と耐熱レンガって何でこんなに美しいんだろう…)石座だけ綺麗に取るつもりだったんですが、継ぎ修理されていた箇所がやはり簡単に壊れちゃいましたね…。ターコイズも良く見るとイイ感じに経年劣化しております。バッキング(ターコイズの茶色い台座部分)だけ残ってターコイズ層取れちゃってるとこもある・・・お次はバングル本体を作っていきます。6mm角銀棒を用意。角棒をヨイショ、ヨイショ、とパスタマシンの如く少しづつ薄くつぶしていく作業です。ローラーがけと言いますが、厚い銀板なんかを薄くするときなんかは結構腕力が必要です。・・・というわけで、続きは後編へhttps://www.italu-ya.com/blog/html/art/00068.html
2017.06.01
1930'sビンテージ・ナバホ・バングル・折れ修理
さあ本日6月1日。バングル折れ修理の記録でございます。1930年代のビンテージナバホです。約80年前のアンティーク物です。80年てすごいですね。ちなみに「ナホバ」と言う人がたまにいますが「ナバホ」です。Navajo。ナバジョでもなくナバホ族です。ネイティブアメリカンの「ナバホ族」です。  折れちゃってます・・・。銀板を裏板に当てて補強継ぎ溶接して直します。皆さまバングルの付け方にはコツがあります。バングル折れを防止する着脱方法  ターコイズも古いですし劣化しています。注意しながら覆輪をこじ開けていきます。慎重に~♪慎重に~♪  覆輪。フクリンと言います。石枠の事です。凄く薄いです。フニャフニャで再利用は出来なさそうですね。厚み0.2mmですよこれ・・・。今回はこの石枠も0.8mmに厚くして新規製作して交換する事にしました。このようにサイズ直し加工等の石付きアクセサリーの修理って一度石を外すことが多々あります。その時このフクリンが再度使えるかどうかで大きく修理工程がかわります。結果的にコストにも響いてきます。  バーナー当てて取ります。So beautifull fire of burner♪   0.8mmの銀板を用意。  2つのターコイズ枠完成。厚さ0.8mm銀板です。 お次は裏板様の銀板。こっちは1mm厚です。ノギス目盛読めますか?工業高校出なら読める?  亀甲縛りします。→ 溶接 → 酸洗い → フクリン2つも溶接 → 酸洗い → 切削整形 → 下仕上げ → いぶし 進みます。  → 佳境に入ってきましたターコイズのセッティング。  トントン♪コンコン♪慎重に~♪慎重に~♪   ポリッシュがけして完成です。ターコイズも無事割れませんでした。割れないように下準備する道具と知識。割らない技術と経験。ナチュラルターコイズ物やアンティーク物の修理でお困りの方いましたらご連絡お待ちしております。https://www.italu-ya.com/wrc_056.html Repair by ITALU-YA