Cobra Snake Tie Ring SILVER&GARNETS
2025.03.31
Silver Tie Ring of Cobra snake.
前回、WAXモデリングから鋳造を経てSILVERへ。さらに各加工を経てタイリング完成しました。

両目にガーネットを彫留めセッティングしています。

ネクタイのノット部分に装着。

裏の金具を調節してカポッとテンションかかるようにセットします。

当初このボリュームなので重さを気にしていたのですが、裏を抜くために重量計算をして厚さもシビアに整形しました。

その甲斐あってセット時も全く前方へ傾く事もなく問題なしです。

軽く口を開けている仕様です。毒牙は上顎のみにあります。

裏の金具。
靴ベラの様に表面を滑らかに薄く。
そして機能としてバネ性も持たせてあります。

腹の蛇腹と鱗部分で微妙に仕上げを変えています。

全体にヘラ仕上げを施しています。
硬質化し傷がつきにくく光沢が長く持続します。
今回タイリングというアイテムは初めてオーダーとしてお受けして製作しました。
私も僭越ながらフィッティングさせて頂きましたがアイテムとしても普通にカッコいいし面白いと思います。
余り世間でも出回っていない様なのでITALU-YAでもオリジナル商品としてレパートリーを増やすのも良いなと思いました。
さて、どんなタイリングを作ろうか・・・と楽しくなってきます♪
Order Making By ITALU-YA.
Cobra Tie Ring WAX Modeling
2025.02.27
Tie Ring Wax modeling.

タイピン、じゃないんですよね。タイリング。
というらしく造屋では初めてお受けしたオーダーメイドです。

コブラ、cobra、こぶら…と毎回WAX造形の時はそのモチーフで頭がいっぱいになり、段々煮詰まって来るとア゛~っとなりリフレッシュしたくなってくるんですが、なぜか夥しい蟹がいる夢を見ました…。

知っていましたか?蛇の鱗には一つ一つ名称がつけられているのを。
特に頭の一枚一枚の鱗は「頭頂板」や「眼上板」など蛇の種類や個体差によって若干の有り無しはありますが、有隣目ヘビ類にはほぼ決まった場所に同じ形の鱗があるのです。

じ~っと観察して見てますとね、ま資料ですが、蛇の頭ってカッコいいなあ~と思えて来るんですよね。たまにペットで爬虫類飼う方の気持ちが分かってくるように思います。

WAXモデリングが完了しますと、お次はキャストという鋳造に工程が移ります。ここからこの緑の物体が銀(SILVER)に生まれ変わるわけです。
See you next process♪
Making by ITALU-YA.
賀寿
2025.02.14

我が店の招き木。
賀寿と言います。
もうかなり大きくなってきたので衣替えをしました。
ゆったりとそよ風に揺れて気持ちよさそうです。

昨日、午前中に仕事を終えてその足で店へ。
ガーデニング担当のカミさんにアレヤコレヤを聞き、土だとか、容器だとかをホムセンで購入。
植え替えも協力して頂きました。
もちろん後でランチを奢りました。

以前の賀寿のお家。
ぎっちり嵌っていて全然取れませんでしたが、周りからスコップで空気を入れて…バゴッと取れました。
ほぼ容器の形に根がびっしりと…きつかったろうなあ賀寿…ごめんよー…。

18年前の賀寿!!
時が経つのは早いものです。
この頃の様子をGooBlogに綴っていました。
文章とか、コメントへの返信とか、色々とヤバいっすね…💦
ま18年前なので私もまだ若かったという事でお許しください。
・賀寿:https://blog.goo.ne.jp/italu-ya/e/c70aa06ce0389fd09b518ebeec8a454a
っていうか、この頃を振り返っていたらもう一木居たんだなあと…完全に記憶からは消え去っていました。
今いないという事は、残念ながら彼は生き延びられなかったようです。
・弾:https://blog.goo.ne.jp/italu-ya/e/ca28c654bc706a73123a45a42574939a
一連の思い出にふけり、年月の重さと賀寿の生命力に改めて感慨深いものがありました。
今年で造屋は21年目ですが、ここまでやってこれたのも賀寿の力もきっとあったろうと思うのです。
改めて、ありがとう賀寿。
そしてこれからも宜しくお願いします。
By ITALU-YA